辞令によって転勤を命じられた時、家族がいる場合、家族全員で引っ越すか単身赴任にするか選ぶ事になりますよね。
ですが子供も保育園や小学校に通っていて転園や転校をさせなければならなかったり、生活の基盤が出来ているのにまた0から始めなければならなかったり。
単身赴任と言う選択肢しか事実上残されていないこともありますもんね。
正直転勤の辞令が出る度に家族で引っ越してたりなんてしたら負担が色々あるのも事実です。
ですがそもそも単身赴任ってどんなイメージですか?
おそらく大半の方がマイナスなイメージしか持っていないですよね。
今日はそんな単身赴任のメリットとデメリットを書かせて頂きます。
これによって少しでもポジティブな気持ちで単身赴任出来るように願っております。
では早速まいりましょう。
デメリット
まずはデメリットもあるのも事実なのでこちらから紹介していきます。
金銭的負担が増える

家賃などは会社の補助があるでしょうが光熱費ともなるとそうもいかないところが多いですよね。
wi-fi契約したり、光熱費の基本料なんかは二重で払うことになってしまうのでどうしてもランニングコストがかかってしまいます。
また、一人暮らしで自炊する方も少ないかもしれません。
コンビニ弁当や外食をしていると食費もかさみがちです。
家族のもとへ帰るのだってタダでは無いですからね。
それだけ補助が出るかによって変わってくるとは思いますがプラスになることの方が一般的には少ないんでは無いでしょうか。
寂しい

結局のところコレですよね。家族とたまに会える事の喜びを糧に乗り切るしかないですよね。
後に記述ありますが、家族がいる当たり前について考えさせられる事になります。
改めてありがたみを感じる事でしょう。
ただ、ここで一番の問題は寂しすぎるが故に浮気してしまうなんて事にならないかどうかです。

そんな事になろうもんならすべてが台無しになる可能性だってありますからね。
そもそも寂しい気持ちにさせないと言う奥さん側からのフォローも必要な気もします。
手続きが面倒

これは家族全員で引っ越す場合も同様ですが行政の手続きはめんどくさいですよね。
光熱費の契約、wi-fiの契約、行政手続きなどなど。
赴任してすぐは手続きに追われ休みも休みじゃないなんて思ってしまうかもしれません。
こういった手続きを奥さんにすべて任せているような方も自分でやらないといけませんからね。
メリット
それでは、下がった所でメリットに行きましょう!
あとは上がるだけです。
自分の時間が増える

これを暇ととらえるかどうかは個人次第だと思いますが家族で生活していると自分の時間って思っているより少ないんですよね。
これを機に趣味を始めたりするのもいいのではないでしょうか?
家族の絆が深まる

普段生活をしていると改めて近況なんて話し合ったりする事もなければ、子供もある程度大きくなっている場合、一緒に食事する機会もなかなか無いなんて方いますよね。
だけど帰ってくる日が特別な日のような扱いになるので家族全員で外食をしたり、近況について話し合う良い場になったりします。
普段共に過ごしいるとありがたみって忘れてしまっていたりするんですよね。
そういった気持ちを思い出させてくれる事でしょう。
余談ですが、私の知人は単身赴任前より単身赴任中の方が奥さんとの夜の営みの回数が多かったと言っていました。
絆も深まると同時に愛も深まると言う事ですね。
仕事が楽しくなる

知り合いが赴任先にいない分、仕事先の仲間たちが家族のような存在になってくるんですよね。
仕事が楽しいって思えるって事は当然仕事の生産性も向上するという事になる訳で良いことづくめです。
私の知人はあれだけ単身赴任嫌がっていたクセにまた同じ場所に行きたいなんて良く言っています。
それだけ彼の中でも単身赴任のイメージがガラリと変わったと言っていました。
赴任先の観光スポットやグルメを堪能出来る

私自身も新しい店舗の立ち上げなんかで様々な地方に行ったりしましたが、休みの日にはその地の観光地に行ったりしたものです。
その土地にあるグルメなんかもやっぱり名物とあって美味しいんです。
普通に生活していたら一生いかないような都道府県なんかもあるじゃないですか。
そういった地をそういった時だからこそ満喫すると言うのは理にかなってますよね。
以上になります。
しかし赴任する本人と家族の温度差ってどんなもんなんでしょうかね。
ここで私が休憩所で聞いた知らないおばちゃん同士の会話を私の気持ちと共に紹介します。
おばA「Bさんの所はお子さんいくつでしたっけ?」
おばB「うちはもう中学三年だから受験なのよー」
おばA「あら!じゃあもう結婚して長いんですね。旦那さんは土日休みなんですか?」
おばB「うちは単身赴任だからもうしばらくいないのよ。帰ってくるのもたまにくらいで」
おばA「えええー!」
私(そうだよな。やっぱ子供の受験時に大黒柱の不在は大変だよなー・・・)
おばB「うらやましい!」
私(・・・え?)
おばA「そうでしょ!」
おばA&B「あはははは」
こんなもんなんですよ。熟年夫婦なんて(笑)
まとめ
最後に変な会話を紹介しましたが、結果として私が言いたいのは必ずしも単身赴任はデメリットだけではないという事です。
別に一生離れて暮らす訳ではないですし、割り切って楽しむ事が単身赴任を成功させる秘訣だと私は思います。
ただどうしてもお子さんが小さかったりすると残された奥さんの負担は大きくなってしまいますからそのあたりに対してのケアも重要かなと思います。
最近は世の中の流れも転勤がナンセンスだとかなって来ていますが、大きい企業ともなるとそうもいかないのもまた事実ですよね。
そして適材適所。あなただから任せられた転勤という事もあります。
会社での評価を上げるためにも是非頑張って単身赴任を乗り切ってください。